第9回CADセミナー@岐阜 演習のまえに
Sept. 17th, 2002.
セミナー受講者は,以下を必ず熟読してください.
今回のCADセミナーでは,乳房X線写真を題材として,腫瘤陰影の自動検出プログラムを作成する事を目的とします.その作成の過程を通じて,
- 基本的なプログラミング力の蓄積
- ファイル名の管理による小規模データベースの取り扱い方法
- シェルによるプログラムの自動的な実行方法
- 手作業もしくは統計的な処理によるパラメータの決定方法
- FROCによる検出性能の評価方法
を習得する事を目指します.
このセミナーを受講するにあたり,以下の点に注意してください.
- セミナーで用いる画像は,イギリス・MIASデータベースの無料データベースを利用してます.
しかし,再配布は許可されないため,皆さまへ配布するCD-ROMへは含めません.必要に応じて,各自ダウンロードして利用してください.
- MIASデータベースについてはMIASデータベースのウェブページをごらん下さい.
- 提供する手法は,セミナー担当委員である原がこのセミナー用に新しく作成した方法です.
原が知る限りでは,研究室や共同研究機関,画像分科会のいかなるメンバーが作成したいかなる手法とも関連がありません.
- 提供するプログラムはCADセミナーの参加者の学習用に作成したものであるため,技術学会・画像分科会としてこの手法が腫瘤陰影の検出に非常に有効であると示すものではありません.