第3回CADセミナー@岐阜 予備演習
以下に,6つの基本的なC言語のプログラムを示します.
それぞれをぜひ,御一読ください.
なお,プログラムはすべてgccというCコンパイラでコンパイルできることを確認しています.
個人の環境でコンパイルできない場合には,コメント行(/* ..... */や//で始まる行の事)を
削除してみて下さい.
- こんにちは,CADの世界.文字列の簡単な表示.
printf文を使って文字列を表示します.コンパイル方法を習得しましょう.
- こんにちは.CADの世界.コマンドラインからの文字列入力
Linux環境では,プログラムの実行はMS-DOSのようにコマンドを入力します.
そのことをコマンドラインで入力するといいます.
いくつかオプションをつけたり,値を一緒に書くことによってプログラムの動作を変化させることが
できますので,その方法を学びます.
- for文とprintf文での足し算プログラム
くり返す処理はfor文を使います.また数字の表示などにはprintf文を用います.
ここでは,2つの数の間にある整数をすべて加算するプログラムを作成します.
そのために,コマンドラインから2つの数字を入力し計算するようにします.
- 足し算プログラムにif文を用いた条件判定を加えました
if文は条件分岐に用いる基本的な処理です.ここでは,2つの数に上限と加減を設定して,
条件を満たさない場合には処理をしないようにプログラムを改造します.
- 変数のビット数はいくつか調べましょう.
C言語では,整数型,実数型の変数(値を保存する領域)があります.
また,それぞれにおいて,扱える値の範囲がきめられており,それは変数に与えられるビット数で
きめられます.
ここでは,そのビット数(バイト数)がいくつになるのか調べます.
- プログラム中で画像を扱うには配列が必要です.→画像処理への準備
変数は,1つの数字しか保存できませんでしたが,配列を使うと大量の数値を1つの固まりとして
取り扱うことができるようになります.
ここでは,その配列の使い方の基本を説明します.
1つは画像処理のフィルタなどに用いる場合の大きさが固定の配列.
もう1つは画像ファイルを保存しておくための大きさをプログラム中で変化させることのできる配列です.
また,配列のそれぞれの値(要素)への値の保存方法,取り出し方法などについても取り扱います.