平成23年度秋季(第161回)大会記事

平成23年度秋季(第161回)大会を下記のように開催しました.

【日時】2011年10月22日(土曜日)午前9時40分から午後4時30分まで

【場所】徳島大学医学部医学基礎B棟 基礎第2講義室
(〒770-8509 徳島県徳島市蔵本町3-18-15)
(大学の入口から学会会場までの地図)

【大会長】西原 貞光(徳島大学),【実行委員長】山田 健二(徳島大学病院)

【参加費】会員2,000円,非会員4,000円,学生無料,共催部会会員2,000円

*本大会を共催します「日本放射線技術学会中国・四国部会」の会員の方は,本学会会員の参加費で出席いただけます.
*部会会員の方は「会員カード」を,学生の方は「学生証」を受付でご提示ください.

【共催】日本放射線技術学会 中国・四国部会

開場・受付開始 9:10
開会のあいさつ 9:40~9:45

セッション1 座長: 井手口忠光(純真学園大学) 9:45~
(発表:12分.質疑応答/PC準備:5分)

休憩 4分

セッション2 座長: 熊澤誠志(九州大学) 10:40~
(発表:12分.質疑応答/PC準備:5分)

昼食 11:50~13:30
(理事会 11:50~13:20)

内田論文賞受賞者記念講演 13:30~13:45 司会: 原 武史(岐阜大学)
「近赤外線イメージングによる皮下異物の検出実験」
北見工業大学工学部情報システム工学科
早川吉彦 先生

休憩 5分

教育講演 13:50~14:40 司会: 山田健二(徳島大学病院)
「先端数理に基づく CT 画像再構成」
   徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部保健科学部門
   教授 吉永哲哉 先生

特別講演 14:40~15:30 司会: 西原貞光(徳島大学)
「高磁場MRIを用いた機能画像について」
   徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部
   教授 原田雅史 先生

休憩 5分

セッション3 座長: 隅田博臣(広島大学病院)15:35~
(発表:12分.質疑応答/PC準備:5分)

閉会のあいさつ  ~16:30

9:45~10:36-----(セッション1:発表12分,質疑応答5分,3演題=51分)-----
A1.エネルギー弁別型 放射線ラインセンサを用いたX線像からの被写体材質の識別(4)
松本政雄
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻

A2.振幅伝達関数計測における許容条件の調査
谷口進哉*,本田道隆**
*香川高等専門学校創造工学専攻,**香川高等専門学校電気情報工学科

A3.多数点測定実験におけるIPのフェーディング補正手法の提案
林 裕晃*,神谷尚武**,谷内 翔**,西原貞光*
*徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部,**徳島大学医学部保健学科

休憩4分
10:40~11:48-----(セッション2:発表12分,質疑応答5分,4演題=68分)-----
B1.Wavelet係数変換曲線とBayesShrink法に基づくディジタル医用X線画像の画質改善と被ばく線量低減
渡部晴之*,蔡篤儀**,李鎔範**,松山江里*,小島克之***
*新潟大学大学院保健学研究科保健学専攻, **新潟大学医学部保健学科放射線技術科学専攻, ***浜松大学大学院経営学研究科経営学専攻

B2.ASLの脳血流マップを用いたアルツハイマー型認知症の鑑別支援診断システムの開発
山下泰生*,有村秀孝**,吉浦 敬***,徳永千晶*,桑水流純平*,馬込大貴*,門司晃****,小林幸次*****,古閑省一***** ,中村泰彦*****,大屋信義*****,本田 浩***,大喜雅文**,豊福不可依**
*九州大学大学院医学系学府,**九州大学大学院医学研究院保健学部門,***九州大学大学院医学研究院臨床放射線科学,****九州大学大学院医学研究院精神病態医学,*****九州大学病院医療技術部

B3.体幹部X線CT画像における臓器位置推定のための確率アトラスの構築と性能評価
澤田純奈*,林達郎*,周向栄*,陳華岳*,原武史*,横山龍二郎***,兼松雅之***,星博昭****,藤田広志*
*岐阜大学大学院医学系研究科再生医科学専攻知能イメージ情報分野,**岐阜大学大学院医学系研究科 病態制御学講座解剖学分野,***岐阜大学医学部附属病院放射線部,****岐阜大学大学院医学系研究科 腫瘍制御学講座放射線医学分野

B4.MDL法を用いた三次元臓器の統計的形状モデルの構築と性能評価
山口昌太郎* ,徐睿*,周向栄*,原武史*,横山龍二郎***,兼松雅之***,星博昭****,木戸尚治**,藤田広志*
*岐阜大学大学院医学系研究科 再生医科学専攻知能イメージ情報分野,**山口大学大学院医学系研究科 応用医工学系専攻画像支援診断工学分野,***岐阜大学医学部附属病院放射線部,****岐阜大学大学院医学系研究科 腫瘍制御学講座放射線医学分野

15:35~16:26-----(セッション3:発表12分,質疑応答5分,3演題=51分)-----
C1.統計的決定理論モデルを用いた透視画像における画質評価の検討
藤井未来*,安原正人**,本田道隆**
*香川高等専門学校 創造工学専攻,**香川高等専門学校 電気情報工学科

C2.重金属フィルタを利用した患者被ばく線量低減に関する基礎実験
西原貞光*,大塚昭義**,眞田泰三**,林 裕晃*
*徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部,**元山口大学医学部附属病院放射線部

C3.X線血管撮影装置における画像処理技術の性能評価
山田健二*,新居誠*,天野雅史*,石川貴之*,荒川清*,多田章久*
*徳島大学病院診療支援部診療放射線技術部門

以上.


投稿者 arimura : 2012年06月26日 14:00

第163回理事会議事録

平成24年度 医用画像情報学会理事会(第163回金沢)議事録

日 時: 平成24年6月2日(土) 12:10 – 13:10 
会 場:金沢大学医薬保健学域保健学類 4号館会議室(4202室)
  出席者: 19名(監事1名含む)委任状提出者:15名 (本理事会は成立)
議事進行 杜下,議事録作成 熊澤・有村

議題:

(1) 会則の改正
会則の第16条第2項の,「会長,常務理事又は顧問を長年務めた者が名誉会員となるときは,」の冒頭部分に対して,「原則として」を付け加える案が承認.

(2) 表彰内規の改正
「論文賞と奨励賞に同一論文が選出された場合は,該当論文は論文賞を受賞し,奨励賞は次点の論文が受賞することとする.」に変更.
同じ論文が内田論文賞と金森奨励賞に同時推薦された場合を考慮して,会則に明文化.
奨励賞は次点の論文が受賞,次点の論文がない場合は授賞対象なしとする.
各案が承認.

(3) 平成23年度の表彰,非会員や年齢基準を満たさない共著者は会則に則り対象外とした.

(4) 名誉会員(土井邦雄先生,桂川茂彦先生)および名誉顧問(土井邦雄先生)の承認

(5) 会費未納入者:未納入者39名(4年未納8名/3年未納20名/2年未納11名)
3,4年未納者は、納入意思確認の手紙を送付後,会費納入がなければ除籍手続.また2年未満の未納者には,引き続き納入の督促.

(6) 平成23年度事業報告
平成23年度年次(第160回)大会(岐阜大学,原武史大会長),
平成23年度秋季(第161回)大会(徳島大学,西原貞光大会長),
平成23年度春季(第162回)大会(広島国際大学, 石田隆行大会長)

(7) 事務局が金沢大学から九州大学へ移転,新任理事の紹介

(8) おじいちゃんの寺小屋の寄贈書は関係者に配布完了.著作権委譲の報告

(9) 賛助会員の新規募集中,継続を依頼中,広告協賛を新設.

(10) ホームページ上での人材募集等の取扱:賛助会員に限り出来る範囲で柔軟に対応

(11) 学会ロゴ:サンプル提示,シンボルになるようなロゴを公募中

(12) 平成23年度決算報告・監査報告.

(13) 平成24年度事業計画(案)
平成24年度年次(第163回)大会(2012年6月2日,金沢,市川勝弘大会長).
平成24年度秋季(第164回)大会(2012年10月13日,仙台,弦巻正樹大会長).
平成24年度春季(第165回)大会は2013年2月1日又は2日北九州(九工大,金先生)
交渉中.
平成25年度年次(第166回)大会は2013年6月1日の予定,開催地は未定(名古屋を交渉予定)

(14) 学術集会の共催・協賛について
医用画像アジアフォーラム(2012年11月16,17日),
日本医用画像工学会大会(2012年8月4,5日),
CARS2014(2014年6月下旬福岡開催)にあわせMIIの年次大会の開催を検討.

(15) 2014年のMII50周年に名誉会員の講演を企画.

(16) 平成24年度の予算案:一般会員234名・賛助企業24社.特集号発行予算を計上.

(17) 編集委員会報告
電子ジャーナルvol.29, no.1を3月27日発刊、特別講演・教育講演各1,審査中3件
MIIホームページでの掲載論文に関して,J-STAGEの表示が刷新.
論文特集号のテーマ(1)最新の機器,(2)画像診断の基本的な流れ,(3)臓器別(頭部,胸部,心臓,腹部など)の案.今後詳細に検討.

(18) 大学等図書館でのMII論文閲覧
会員の利益を守るため.パスワードは公開しない.PDFコピー配布は問題なしと確認.

以上

投稿者 arimura : 2012年06月17日 23:11

表彰規定(2012(平成24年)6月2日改正)

医用画像情報学会表彰規程
1986(昭和61年) 2月22日制定
1991(平成 3年) 2月 9日改正
1997(平成 9年) 2月 8日改正
1999(平成11年) 1月30日改正
2001(平成13年)10月20日改正
2003(平成15年) 5月31日改正
2006(平成18年) 6月 3日改正
2011(平成23年) 2月 5日改正
2012(平成24年) 6月 2日改正
〔表彰の種類〕
第1条 表彰の種類は次のとおりとする。
 1 医用画像情報学会賞
 2 内田論文賞
 3 金森奨励賞
 4 功績賞
第2条 医用画像情報学会賞(以下「学会賞」という)は,本学会役員として多年にわたり活躍し,かつ医用画像情報学に優れた業績を有する等,本学会の発展に際し特にその功績が顕著であった者にこの賞を贈呈する。
第3条 内田論文賞(以下「論文賞」という)は,内田勝氏の本会創設の功労を永く讃えるために設けたものであり,医用画像情報学会雑誌(以下「会誌」という)の論文欄に発表された論文の内から,特に優秀なものを選定して,これに贈呈する。
  2. 論文賞の対象となる論文は,表彰の時期の前年の12月までの1年間に発表された論文とする。ただし第11条4項に適用するものを除く。
  3. 論文が共著の場合は,著者全員が受賞するものとする。
第4条 金森奨励賞(以下「奨励賞」という)は,金森仁志氏の永年にわたる本学会の発展的運営に対する功績を記念して設けたものであり,将来有能な研究者を育成するためのものである。
  2. 奨励賞の対象となる者は,会誌に発表された論文の内第1著者が表彰の年の3月31日現在満38歳以下の者とする。
  3. 奨励賞の対象となる論文は,表彰の時期の前年の12月までの1年間に発表された論文及び研究速報とし,これらの内から優秀な者を選定して,これに贈呈する。ただし第11条4項に適用するものを除く。
  4. 論文が共著の場合は,満38歳以下の著者全員が受賞する。
第5条 功績賞は,医用画像情報に関する学術,技術並びに本会の事業に対し功労があり,その功績が多大な者を選定して,これに贈呈する。
 
〔表彰の方法〕
第6条 受賞者の決定は,表彰選考委員会(以下「委員会」という)の報告に基づき,理事会が行う。
第7条 学会賞と功績賞はそれぞれ毎年1名以内,論文賞と奨励賞はそれぞれ毎年1件以内に贈呈するものとする。ただし,理事会が必要と認めた場合は,この定数をこえて贈呈することができる。
  2. 各賞とも該当者のない場合には賞を贈呈しない。
第8条 賞を受けるものは,原則として本会の会員とする。
  2. 論文賞と奨励賞に同一論文が選出された場合は,該当論文は論文賞を受賞し,奨励賞は次点の論文が受賞することとする。
  3. 学会賞並びに功績賞に関しては,同一人が同一の賞を再度受けることはできない。
第9条 表彰は表彰状を授与して行うものとする。表彰状には副賞を添えることができる。
  2. 賞は通常総会において贈呈する。
  3. 受賞者の氏名,業績の内容等は,本会のホームページ上に発表する。
 
〔選考委員会〕
第10条 選考委員会は,理事の内から委員長が指名した委員をもって構成する。ただし,必要に応じてこれに学識経験者若干名を加えることができる。
  2. 委員長は,理事会の推薦により決定する。
第11条 選考委員会は,別表第1に定める選考手続により受賞候補者の選定を行う。
  2. 選考委員の3分の2の投票があれば有効とする。有効投票が3分の2に満たないときは,理事会の判断に委ねる。
  3. 論文賞,奨励賞のそれぞれの候補論文の投票数が同数の場合は,理事会の判断に委ねる。
  4. 論文賞,奨励賞の次点論文の扱いについて,受賞論文と投票差の少ない場合には,選考委員会の議を経て次年度の本選の候補論文とすることができる。
第12条 委員長は,前条の手続きにより受賞候補者の選定が終わったときは,その結果を理事会に報告する。
第13条 選考委員会は,理事会が受賞者を決定したときをもって解散する。
 
〔経    理〕
第14条 論文賞の経費は,原則として内田 勝氏からの寄付金の利子により支弁する。
第15条 奨励賞の経費は,原則として金森仁志氏からの寄付金の利子により支弁する。
第16条 学会賞と功績賞の経費は,一般会計から支弁する。
 
〔そ  の  他〕
第17条 この規程(及び第11条に定める選定手続き)の改正は理事会の議決による。
 

[別表第1]
 
受賞候補者選定手続き
 
    論文賞,奨励賞 学会賞,功績賞
       
5月 会誌  
9月 ホームページ及び
メールマガジン
公募(事務局)  
       
10月 第3回研究会の理事会
(委員長決定)

   
2月 第1回研究会の理事会
(委員会発足)
(以下委員長が
事務を行う)


一覧表作成(事務局)
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  ↓↓↓↓↓
.推  薦

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↓↓↓↓
       
2月 無記名投票(予選)



それぞれ2件選出

   |  |
   ↓  ↓

可否決定

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3月 無記名投票(本選)


それぞれ1件選出

     |
     |
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4月 結果を委員及び
会長に報告



     |
     |
     |
     ↓
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  ↓
6月 第2回研究会の理事会

総会

委員会解散
    承 認

    受 賞
 承 認

 受 賞
 

投稿者 arimura : 2012年06月14日 07:39