卒研配属先を検討している3年生へのメッセージ
藤田・原 ・周 研究室では,別項のような工学と医学の両方に関係する学際領域の最先端の研究を行っています.
2003年10月9日の応用情報学科の卒業研究の説明会では,下記の資料を配付します.欠席の学生もいると思いますので,ここに掲載します.
見学は藤田・原・周にいつでもどうぞ.君を待っています.
(藤田は出張中の可能性が大きいので,原(E棟5階)・周(VSL内)まで)
知能イメージ情報部門 藤田・原・周研究室 2004年度研究テーマ
(21世紀の医用画像情報処理"夢の医療診断"に挑戦)
<概要> 本研究室では,医師の診断(主に画像診断)を支援するシステムである「コンピュータ診断支援(CAD)システム」の開発や医用画像情報処理に関する研究を中心に,本学医学部放射線科・脳外科・眼科・内科・法医学科・公衆衛生学講座,名古屋大学医学部などのたくさんの医師やそのコ・ワーカー,複数の企業の研究者などと共同で,世界の最先端の研究開発を行っている. 昨年度から,医学部大学院内に新設された「知能イメージ情報」部門内での新たな活動も始まった. |
<主なテーマ> 胸部X線写真,マルチスライスX線CT写真,乳房X線写真,乳腺超音波画像,眼底写真,MR画像などを対象としたコンピュータ支援診断(CAD)システムの開発であり,画像処理・画像認識・CG・バーチャルリアリティ(VR)・知識処理工学などの技術を駆使してシステムを開発する.特に,乳房X線写真のCADシステムは世界的なレベルであり,実用化間近である. また,医師の画像診断ロジックの解析や,医療画像システムの評価,3次元人体画像処理の展開研究,3次元人体組織構造のモデリング,検死用画像による個人特定システム,救命救急現場の計算機支援画像診断の実用化研究,医療に役立つVR技術の開発などを行う予定である. |
<連絡先> 実験室: E 棟5階のE 521室・E 522室,およびバーチャルシステムラボ3F. (実験室見学熱烈歓迎) 2004年4月からは,新築の医学部8F研究室に移動します. 質問は: 藤田または原・周まで (E 棟5階のE 507 室,E 506 室,TEL 058-293-2742, VSL2階研究室) または, e-mail: fujita@fjt.info.gifu-u.ac.jp, hara@info.gifu-u.ac.jp へ HomePage: http://www.fjt.info.gifu-u.ac.jp/ も是非とも参照して下さい. |
<その他> 画像(特に医用画像)に興味がある,医療情報関係に興味がある,医師と対話してアルゴリズムを開発したい,病院現場でデータ収集の体力のある方,次世紀のコンピュータ"自動診断"への夢のある方など特に大歓迎! 海外旅行に興味ある方も.自己アピールのできる方,是非. 就職先で役立つ「プレゼンテーション」「情報処理とネットワークITのゼミ(原先生)」も人気です. 就職は,情報関係の企業への就職については,応用情報学科の就職担当の学科主任教授と連携を取りながら,進めます.その他,医療関係や公務員関係については,個別に相談にしながら,進めます. なお,基本的に,最近の2年間は配属された学生の約9割が大学院に進学してますので,研究テーマの継続性も考えると,院進学を是非考えて下さい(絶対的ではありませんが). 新規更新などもあり,次年度は学生一人ひとりに最高の計算機環境を提供します. 国内各地で開催される各種学会等のお手伝いのアルバイトを,しばしばお願いすることもあります. 最後に,一定期間ごとに各種お祝い会をしまーす!(就職内定,院合格など) |
「 君の知識と青春の努力で,21世紀の夢の医療診断を実現させよう! 」